神経栄養性角膜炎:ドンペが提出したCenegermin点眼薬(Oxervate®)の市販承認申請をEMAが受理

ミラノ--(BUSINESS WIRE)---- (ビジネスワイヤ) -- バイオ医薬品企業のドンペは、欧州医薬品庁(EMA)に提出した点眼薬Oxervate®の登録申請が受理されたと発表しました。Oxervate®は中等度および重度の神経栄養性角膜炎の成人患者を治療する医薬品です。 EMAによる受理は、Oxervate®の市販承認を取得するため、提出書類の科学審査手続きが開始されることを意味します。本医薬品は、2015年にEMAの希少疾病用医薬品委員会(COMP)より神経栄養性角膜炎の治療を目的とした希少疾病用医薬品の指定を受けています。本薬の有効成分であるCenegerminは、ノーベル賞を受賞したリータ・レーヴィ=モンタルチーニが発見したヒト神経成長因子(NGF)の組み換え体です。これはヒトの体内で自然に産生されるタンパク質で、神経細胞の発生・維持・生存を担っています2。 本治験薬は、中等度および重度の神経栄養性角膜炎患者を対象に試験が行われています。神経栄養性角膜炎はまれな変性眼疾患で、人口1万人当たり5人未満3が罹患し、角膜上皮の損傷と角膜知覚の喪失をもたらします。最重症型

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